製品についても、買い換えサイク

専門家が「2017年のデジタル製品トレンド」を予測する、日経トレンディネットの1月特集。マイクロソフト事情に詳しく、海外の展示会を飛び回るITジャーナリスト山口健太氏は、今年2017年をどう予測するのか? 【関連画像】5.9型のフラグシップ機「Mate 9」。 ルイヴィトンiphone7ケースグローバルでの発表からわずか1カ月強で日本発売にこぎ着けた 山口健太氏の予測は…… 【1】日本のスマホ市場は「海外格安メーカー」が台頭 【2】Androidスマホでも新たなモバイル決済が広まる? 【3】次世代USBがスマホに本格普及 ●「海外格安スマホ」が日本メーカーを脅かす  2015年には「格安SIM」「格安スマホ」という言葉が一気に広まり、昨年2016年には競争が激化。MVNO仮想移動体通信事業者)各社が大手キャリア顔負けの施策を採り入れ、体力勝負を繰り広げている。 最新iphone7ケース  格安SIMに組み合わせられるため日本市場で急速に存在感が高まっているSIMフリースマホで、最も注目したいのが中国・ファーウェイだ。2万円前後と手頃な価格の「HUAWEI P9 lite」は、いまや格安スマホの代名詞的な存在。 ハードケース エルメスライカと共同開発したデュアルカメラが特徴の「HUAWEI P9」は、写真の画質にこだわるユーザーをうならせている。さらに2016年12月13日には、大画面のフラグシップ機「HUAWEI Mate 9」を日本で発表し、同16日に発売した。 ルイヴィトンiphone7ケース  近年、ファーウェイ以外にも、「ALCATEL」や「ZTE」「モトローラ」など多数の海外ブランドが日本で製品を発売してきた。とはいえ、それらはあくまでSIMフリースマホ市場での話。 シャネルiphone7ケース大手キャリアを含めた日本のスマホ市場全体で見ると、まだまだシャープや富士通にも根強い人気があったといえる。  1週間のApple関連ニュースをまとめた「Appleニュース一気読み」。 シャネルiphone7ケース2017年も、引き続き、毎週お届けして行ければと思っている。  さて、Appleを定点観測している中で、改めて2016年を振り返ってみると、さほどネガティブな印象は抱いていない。 iPhone6 4.7インチ カバー  確かに15年ぶりの減収減益や、その原因となった中国の急激な減速、iPhoneがサイクルから外れてデザイン変更しなかった点、デスクトップのMacに新製品が出なかった点など、読者の皆さんが気にしている点もたくさんあるかもしれない。  しかしいずれについても、合理的な説明がつく。 最新iphone7ケース中国の減速は、iPhone 6シリーズの「売れすぎ」からの反動であり、むしろ2015年度に稼げるだけ稼いだという印象の方が強い。  iPhoneのデザイン刷新がなかった点は、ハイエンドスマートフォンの買い換えサイクルが2.5年へと長期化しているトレンドを見越してのものだ。 グッチiPhone7ケース  Macの新製品についても、買い換えサイクルを意識した刷新に留まっており、MacBook Proが4年半ぶりに刷新されたことも説明がつくしiMacが登場しなかった点もしかりだ。もちろん、新製品を待ち望んでいる人にとって、残念な結果であることは変わりないのだが。 グッチiPhone7ケース

 シャネルiphone6カバー

 シャネルiphone6カバー

 筆者は2016年に、iPad Pro 9.7インチ、iPhone 7 Plus、MacBook Pro 13インチTouch Barモデル、Apple Watch 42mm スペースグレイアルミニウムケース、AirPodsという5つのApple製品を手に入れた。  iPhoneこそ買い換えサイクルは1年だったが、MacBook Proは2012年4月以来実に4年半ぶりだ。 ルイヴィトンiphone7ケースiPadを手に入れたのは2013年11月発売のiPad mini 2以来で、現在もiPad mini 2は現役モデルとして販売されている。  こうした買い換えサイクルを見ると、必ずしも新製品が毎年出る必要はなく、大きなフォームファクターの変更のタイミングに合わせた需要喚起を行う方が重要であることが分かる。 ルイヴィトンiphone7ケース  自前のデバイスを中心に、2016年のApple製品を振り返っていこう。 良くも悪くも正常進化だったiPhone 7 Plus  前述の通り2014年モデルとなるiPhone 6が爆発的に売れたが、その買替え需要が訪れるのは早くとも2017年モデルが登場するタイミングだ。 ルイヴィトンiphone7ケース  iPhone 7は2014年モデルであるiPhone 6と同じデザインで登場した。その点で言えば、iPhone 7ではなく、「iPhone 6se」や「iPhone 6t」(thirdのt)という名前にしておけば、誤解も少なかったかもしれない。 Michael Kors iphone7ケース  iPhone 7 Plusのデザインは変わらなかったが、スマートフォンの顔となるディスプレイの美しさは非常に満足度が高いものだった。明るすぎて普段は輝度を落とさなければならないほどだ。 グッチiPhone7ケースまた発色も良く、iPhone 7 PlusやiPhone 7、iPad Pro以外のデバイスでの見え方を気にしなければならない。  またiPhone 7 Plusには2倍望遠のレンズが備わっている。 ルイヴィトンIPHONE6ケースミラーレス一眼デジタルカメラを使用している筆者からすると、標準と望遠の2つの単焦点レンスを持っていて、それを1タップで付け替えられる感覚だ。  2つのレンズを生かしたポートレートモードによるぼけの表現は、若干輪郭が不自然にぼやけることもあるが、ピタリとハマると、スマートフォンのカメラで撮ったとは思えない味のある情景を切り取ってくれる。 ルイヴィトンiphone7ケース  防塵防滴性能を得たこと、バッテリーがより長持ちするようになったこと、処理性能が向上したことなど、進化のポイントはいくつもあるし、デバイスへの満足度も高い。  しかし「安心して使える大型のiPhone」という評価を覆すほどのものではない点は、技術的な側面、デザイン的な側面、そして買替え需要の見込みを総合した、現時点での「最良」であると捉えるべきだろう。 Michael Kors iphone7ケース  だがBCNランキングの調査では、2016年に日本のスマホ市場全体でファーウェイのシェアが4位に上昇、3位のシャープに迫っているという。その上には、Xperiaを擁する2位のソニーバイルと、iPhoneで圧倒的なシェアを誇るアップルしか残っていない状況だ。 グッチiPhone7ケースこの勢いが続けば、ファーウェイをはじめとした海外メーカーが2017年、日本の格安スマホ市場をリードしていくことになりそうだ。